EDM-3 Sidechain Love
楽曲紹介第3弾、「Sidechain Love」。カワイイからカッコイイまで、レパートリーの幅広いStereo Tokyo楽曲において、屈指のカワイイ系の曲です。
タイトルにある「Sidechain」(サイドチェイン)とは、打ち込みピコピコ音楽を作成する時の専門用語だそうですが、詳しい意味はよく分かりませんw 作詞者のRIKUさんによると、この歌詞は、「自分を打ち込みしている、トラックメイカーに対する”トラックの気持ち”。」なんだそうです。コンピューターを少女に見立てた、擬似恋愛ソングですね。
そんな「不思議ちゃん」な歌詞を表現するのに打ってつけの人物が、こちらの方です。西園寺未彩(さいおんじ・みさ)さん。
そのルックスやキャラクターもさることながら、この方の魅力はなんといっても声です。Perfumeで言えば「かしゆか」、モーニング娘で言えば石川梨華や道重さゆみといった、一度聞いたら忘れられない声。かしゆかさんの場合は歌は上手いですが、石川さんや道重さんとなると、これはもう歌手としてはアウトです。しかしアイドルとしては最高に面白いんですよね。
雑誌とか見ると、Stereo Tokyoは結成時にオーディションを行ったときに、自らエントリーしたのは西園寺さんだけなんだそうで、アイドル志向の強さを感じます。当人はブログで道重さんを好きと言ってるので、目指す方向性の模範に道重さんがいるのかもしれませんね。
今日私はこちらの本を空き時間に読んでいました。「テクノ歌謡ディスクガイド」。
ちょうどこの本に、コンピューターによる、加工された声「ロボ声」の歴史が書かれているんですが、ロボ声には2系統あって、人の声を加工したモジュレーション系(Perfume)と、人の声をコンピュータで合成する合成人声系(初音ミク)があるんだそうです。
んで、西園寺さんはどうかというと、なんかどっちにも聞こえる。なので私は西園寺さんの声をロボ声ハイブリッドアルティメットと名付けたいのですが、ともかく何が言いたいかと言うと、「Sidechain Love」の歌詞世界は西園寺さんでなければ表現できない!ということを言いたいのです。名曲です。
というわけで参考映像はこちら。リンク先、4分40秒から。サビでの脱力間違いナシの振り付けにも要注目です。
参考リンク。
RIKUさんの当該ブログ
歌詞はこちら。
西園寺さんのブログでの道重さん言及
パラレルワールドに連れてってくれる西園寺さんツイッターはこちら。