みんなアホだね

Stereo Tokyoファンのブログ

EDM-16 ELE TOKYOリリースパーティー前編

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5月29日、「dancing again」リリースパーティーファイナルELE TOKYO。最高を更新したこの日のパーティーを、2つの映像と、いくつかの動画・画像で振り返りたい。

1、stereo tokyo公式(以下、東京版)

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2、投稿者metaboyism(以下、meta版)

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開演時間より少々遅れて、いつものオープニングテーマが鳴り響き、三浦菜々子がDJブースに現われた。その隣りにはstereo fukuokaDJ福原麗がいる。彼を傍らに立たせたのは、初めての大舞台で緊張しているであろう彼の心を、少しでも和らげてあげるためだったのかもしれない。帰ってきたJAPANの正DJ三浦菜々子が1曲目に選んだのは、キラーチューンanthemだった。

岸森ちはなをはじめとするMC陣が煽りに煽り、パリピたちが全身全霊で咆哮する。昂奮の坩堝と化したELE TOKYOに、次に投下されたのはelectron !!立て続けにキラーチューンを送り込むStereo Japanに、今日、最高が更新されるという期待が否が応にも高まる。かくして岸森ちはなの魂の絶叫がこだました後、ステージを託されたのは妹分(include弟一人)、Stereo Fukuokaだった。

Stereo Fukuoka

3.buddhist bounce 

4.inspire

5.tomorrow

6.healing you

7.run 

学校行事(体育祭)出席のため不参加となった殿川遥加を除く5人の福岡勢は、計5曲を歌い上げた。「未来」「希望」といった言葉がよく似合うこのグループは、この日も若さに溢れたステージを見せてくれた。特に、この日fukuokaとしては初披露となったinspireで2人一組になって展開されるダンス対決は、Stereo Tokyoに憧れて活動を開始したステ福の、この5ヶ月間の躍動を感じさせるものだった。

動画5分11秒からinspire。藤松・mei組と青井・下野組のダンス対決。

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 パーティー時に12歳だった少年DJは、曲と曲の繋ぎにおいて何度かミスがあった。失敗は若さの特権である。極上のparty creatorを目指す彼の、今後の成長を楽しみにしたい。それにしてもhealing you!!この曲の持つ爽快感は、何物にも代えがたい。 

 最後の5曲目のrunで激しいヘドバンを繰り返したステ福は十分に会場を盛り上げ、ステージを後にした。開演から約30分。再びStereo Tokyoが姿を現し、partyは第2章を迎えた。

 

8.endless dokidoki mode

9.awake

10.search on G

この3曲が続いた時、「もしかしたら今日の残りの選曲は、曲が世に出た順番になるのではないか…」と感じた者は、一人ではないかもしれない。結果的にその予測は野暮なものであり、DJ三浦は全体の構成を考えて、ここでひと時のチルアウトをもたらしたのであった。この3曲は、Stereo Tokyoのkawaii側面を遺憾なく伝えてくれる。DJは一つ一つの曲を慈しむように愛おしむように、丁寧に繋いでいった。

9曲目awakeの終盤、岸森ちはな・西園寺未彩の2人をステージに残し、椎名彩花・河村ゆりなの2名が移動を開始した。

meta版、36:43

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河村ゆりなはフロアに、椎名彩花はVIPルームである2階(正確には1階)に戦場を移した。全ての空間をダンスフロアに変えてしまう、Stereo Tokyoの真骨頂がここから始まる。(※なお、東京版もmeta版も、以降の映像は中央フロアをメインに録画されている。)

 

10曲目、search on Gが始まると、思わず「ナイスDJ!」と誰かが叫んだ。ドロップ前の決めポーズは、最高にキモく、幸福感に溢れて美しかった。

meta版37:38 

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meta版38:55

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なお、VIP2階にいた椎名彩花は、2番が始まると隣りのパリピにマイクを向けたのであるが、歌詞うろ覚えで全然歌えてねぇ!という微笑ましいハプニングが起こったのはご愛嬌だった。騒ぐものがいたっていい、歌うものがいたっていい、踊るものがいたっていい。楽しみ方は人それぞれなのだ。

 

11.trap in the life

この曲が始まると、椎名・河村の2名は踊る場所を入れ替わった。椎名→フロア、河村→VIPである。以後、フロアを席巻した椎名彩花は、この浮遊感溢れるナンバーを、複数の連なった丸テーブルの上で、まさに泳ぐように踊った。meta版はその様子をしっかりと捉えていた。(meta版41:20~)

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なお、同じ頃、2階に上がった河村ゆりなは涙を流していた。上から見たらめっちゃ人がいて、ここまでがんばってきてよかったなみたいな。感動で、めっちゃ泣いたんですよ。今までで1番集まったよね。初めましての人がいっぱいいて。」と、直後のインタビューで彼女は吉田豪に語っている。思えば去年の5月、Electronのリリースイベントで彼女は同朋、八木来未とともに、閑散としたステージを上から見下ろした切ない体験をしていたのであった。

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あれから1年。上から見下ろすフロアの熱狂は、ついに得られた最高の情景だったのかもしれない。

 

後編に続く。