みんなアホだね

Stereo Tokyoファンのブログ

EDM-12 ELE TOKYO 5.29 直前SP!!

上半期最大の山場、麻布十番ELE TOKYOでのリリースパーティーが目前に迫ってまいりました。

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 かつてお釈迦様がお生まれになった時、アシタ仙人は「この子が悟りを開いたとき、すでに自分はこの世にいないことを考えると涙が止まらない」と号泣したそうですが、今の釈ステは「わかる、わかるよアシタ!」と号泣したいです。土日が基本仕事の私は29日のELE TOKYOに行けません。こんな大事なパーティーに行けないなんて!

Stereo Tokyoを最近知って、興味を持っていて、かつ偶然にツイッター経由でこのブログにたどりついた方が今もしいるならば、どうぞ最高のパーティーが待っていますので、ELE TOKYOに足を運んでください。騒がしいだけじゃない、キュートで幸せに満ちた体験があることでしょう。

そしてパリピの皆様。もう既にファンであり、土日に仕事がないならば、ELE TOKYOに行かないという選択肢はありえない!インドネシアからだろうがブラジルからだろうが、迷わずGO!です。いつもの方は、できれば新規を連れて行ってください。

ではELE TOKYOに行けない私が、当日に期待することと、個人的みどころなどをお伝えさせていただきます!

 

5月29日 タイムテーブル(予定)

17:00 開場

17:30 開演

19:00 終演・特典会

20:00 EDMパーティーバス会場到着

20:15 特典会終了

20:30 EDMパーティーバス会場出発(アフターパーティー スタート)

※こちらは「プレミアムVIPチケット」もしくは「EDMパーティーバス アフターパーティーチケット」をご購入の方だけご乗車になれます。

22:00 渋谷駅解散

 

▲最大のみどころは三浦菜々子!▼

この日の最大の注目点は、ずばり三浦菜々子さんですね。私が初めてStereo Tokyoを知った3月13日のHAPPY JAMで、最初に目に引いたのは、三浦さんの楽しげなDJっぷりでした。DJが楽しくてしょうがないように、笑顔で効果音を鳴らしまくっていたその姿はとても魅力的でした。この時の会場のキャパは400人でしたが、広い会場で周りの苦情を気にせず大音量で皿を回せて嬉しかったはずです。その後、大きな会場としては渋谷wombや博多どんたく演舞台、東大五月祭のステージがありましたが、三浦さんがDJブースに立つ機会はほとんどありませんでした。

今度のELE TOKYOは、キャパ1000人の、日本最高の本格的なクラブです。そこでDJが出来るなんて、すごく栄誉なことです。誰がDJをしても、それぞれいい勉強になると思うけど、Stereo Tokyo、Stereo Japanの若林源三、SGDJ(スーパーグレートディスクジョッキー)は三浦菜々子さんなのです。

 

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大いに遊んでください。

 

▲MCはどこで踊るのか?▼

ELE TOKYOに行けないのに、「どんなパーティーになるか」と気になって仕方がない私は、You TubeのELE TOKYO関係映像を全部見たのですが、そこで気になったのは、「MCはどこで踊るんだろう…」ということでした。いろいろ映像を見る限り、ライブ会場におけるステージのようなものは見当たらないんですよね。

というか、どの映像も、「金の雨が降るぜ!」感しかしねぇ…

 

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それで、注目すべきはこの画像なんですが、

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わかりますでしょうか?DJブースの上に踊り場があって、そこで布面積のめっちゃ少ないお姉さま方が踊ってますが、注目すべきはその踊り場のスペースです。せいぜい4人踊れるくらいのスペースですよね?奥行きが気になったので調べてみたら、こんな感じです。

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なんとか踊れるくらいのスペースですよね?そうなると、激しい動きの多いStereoのダンサーとしては、別の場所で踊るしかない。そこがどこになるのか。当然、フロアにガンガン下りていくことになるでしょう。いつの間にやら自分の目の前にメンバーがいるなんてことは、多々起こりそうです。心の準備をしておきましょう。

こんな感じで、フロア中央にステージをつくる可能性もありますが、まぁどうなるかわかりませんね。 

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踊り場が狭いというのは難点ではありますが、DJブースが前方にあって、その後方頭上に踊り場があるというのは、なかなか面白いステージ配置です。ふだん目立たないDJ三浦さんが目立てます。もしかしたら、4月29日の渋谷WOMBで語り草になった、妖艶な三浦さんがまた見られるかもしれません。要チェックです。(なんのことか分からない方は、twitterで「三浦菜々子 エロ」で検索!!)

 

▲椎名彩花さん完全復活か?▼

4月16日に半月板を負傷した、魅惑のダンサー、“虞美人”椎名彩花さんですが、誰もがその復活を待っています。果たしてどれくらい踊っていただけるのか、ワクワクしてしょうがありません。椎名さんがいることで、河村さんのダンスもより活きると思いますので、期待してます。

 

▲パリピは何か仕掛けるか?▼

既にパリピの皆さんの偵察部隊はELE TOKYOの事前調査を終えています。果たして天下のELE TOKYOで、何かアホなことを仕掛けてくださるのか?これも楽しみです。

 

▲サプライズの発表はあるか?▼

せっかく大きいハコでパーティーするのに、シングルの売り上げ枚数しかアナウンスがないなんてことはないですよね? 

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こんな感じで待ってます。

 

▲良映像希望!!▼

在宅にとって、パーティーの映像はなによりものプレゼントです。ただ、今回は即座にUPされる映像ではなく、ちゃんと編集された映像が見たいですね。ほとんどの歌を、ダンサーが二手に分かれて踊るはずだから、複数カメラで撮った映像を編集しないと、つまらない映像になります。せっかくELE TOKYOでやるんだから、そろそろ「stereoのパーティー映像といえばコレ!」というものが欲しいですね。もちろん、いつもの熟練カメコさん方にも期待してます。よろしくお願いします!

 

▲最後に▼

どれだけの集客があるかというのは、もうこれはGOD ONLY KNOWSなので何とも言えませんが、当日はクラブ関係など、少なからず招待客もやって来ることでしょう。いつものパリピだけでなく、新規の方にも、関係者の方にも大きなインパクトを残すようなそんなパーティーを期待してます。いや、なるはずです。Let's Have a Good Time!!!!

 

EDM-11 頼れる妹分(弟一人含む)、Stereo Fukuoka

祝お披露目4ヶ月。1月23日以来の東京へ出陣するStereo Fuokuoka壮行エントリです。

どっちのパフォーマンスが上だとか下だとか、ほんとにどーでもいい!2つのStereoで世界を沸かせ!

 

さて、Stereo Fuokuokaさんのメンバーですが、CDジャケットの後列の6人ですね。

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右から下野真奈さん(黄色、中2)、殿川遥加さん(紫、中3)、藤松宙愛さん(「そら」、赤、中2)、福原麗くん(白、中1)、青井海優さん(「みゆう」、青、高3)、meiさん(緑、高2)です。この年齢のバランスがいいですね。青井さんmeiさんの2人がしっかりしていて、かついい意味でオチャラケているんで、年下4人も伸び伸びやってる感じです。

博多どんたくでのパフォーマンスが初見でしたが、青井さんmeiさんのコンビは年少組をステージに残して颯爽とアリーナに下りていってパリピを煽っていました。煽り担当は一応、meiさん藤松さんが「煽りシスターズ」なんですが、青井さんは煽りも率先してやってくれるので、すごく頼れます。

どんたくの時、私は煽りについて感じたのは、「さわやかな煽りだな」という好感でした。これはmeiさんの人柄もあるんでしょうけど、観衆に声を出させるための誘導の仕方がうまい。「歌のお姉さん」ならぬ「煽りのお姉さん」です。

参考映像。アリーナを左右に動きまくるmeiさん(緑)。21分あたりから。

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しかしStereo Fukuokaにはmeiさんとは全く真逆の煽りをする方がいまして、それが「盛り上げ番長」こと藤松宙愛さんなんですが、この方には本当に度肝を抜かれます。参考映像は3月zepp fukuokaでのアイドル甲子園。歌はanthem。10分30秒あたりから。

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いやぁ、どうすか!「まだまだ出るだろ、もっともっと」ですよ。完全に番長。カツアゲされたくなかったら死力を尽くさねばなりません。anthemという楽曲の持つ魔力は恐ろしいですね。とりあえず、西日本の夏フェスは大いに沸かせてくれそうです。

 

残る年少組ですが、下野さん(黄)と殿川さん(紫)は全く対照的でおもしろい。身長が違いすぎる(笑)。下野さんはメンバーで一番背が高いんですが、肩がだいぶ柔らかいのかな。振り付け時にすごい上まで腕が伸び上がっていくのがとても綺麗です。楽しそうに踊ってる感が満載なのもいい。

逆に殿川さんはとても小さいんですが、ステップで魅せてくれます。その軽快な動きは魔法のシューズを履いてるかのようです。参考映像、5月5日のリリイベ。動画提供感謝!

tomorrow

 

sidechain love

 

この調子で三浦大知さんを目指してほしいです。

 

 

残るはrei(福原麗)くんですが、このウィーン少年合唱団に入れそうな美声の持ち主には、このまま天真爛漫にDJやっていってほしいです。いいキャラクターをしています(Stereoに入ってくれてありがとう!)。曲紹介のときの滑舌がよければあとはOK。試行錯誤しながら成長していってください。

 

 

いい加減、動画埋め込みすぎですが、良映像を2つ。4月10日の佐賀でのライブと、4月23日の博多駅でのインストア(殿川さんは欠席)。博多駅のはもっと再生回数多いversionがありますが、この映像が一番臨場感あって好きですね。

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healing you→tomorrow→electron→dancing again

 

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dancing again→tomorrow→healing you→electron→anthem

 

追記!! 

乗りに乗ってるStereo Fukuokaに、ついにファンサイトがブチ上がりました。5月21日の開設です。

new.main.jp

リンクを見てもらえば一目瞭然ですが、メンバーの詳細なプロフィールといい、ライブスケジュールといい、これはもう公式サイト?と見間違ってしまうレベルです。このクオリティを保ち続けるのは大変なことと思いますが、ぜひ続けていただきたい!サイト開設おめでとうございます!

 

 

▲stereo fukuoka参考記事▼

ototoyの1月のインタビュー記事は必読ですね。

ototoy.jp

EDM-10 Electron;Perfumeのカウンター

 楽曲紹介第5弾。デビュー1周年、「Electron」、Stereo Tokyo始まりの曲です。

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グループのカラーを最初から確立するのに成功した、デビュー曲にして代表曲。アイドル楽曲でありながら決して音作りに手を抜かない、制作サイドの強い意志を感じさせます。その意志がブレずに今も続いていることは本当に嬉しい。

さて、この曲、歌詞中に「Electron world」と出てくることから、Perfumeの「エレクトロ・ワールド」(2006年。もう十年前!)を連想させることが、以前から指摘されています。

 この世界のスイッチ 押したのは誰なの あああ もうすぐ 消える エレクトロ・ワールド
(Perfume、2006)

 ミクロの中に 創られた わたしたちの この世界 Electron World
(STEREO JAPAN、2015)

アイドル楽曲の歌詞をあれこれ分析するのは野暮だから比較はしませんが、Electronの振り付けにはPerfumeのトレードマークでもある⊿をかたどるポーズもあるし、そもそも「STEREO TOKYO」という名前自体が中田ヤスタカさんの2003年制作の曲にあります。Perfumeまたは中田さんへの強い関心が、水江さんもしくはAutoclefにはあるのかなと考えるのは妥当だと思います。なんといっても、中田さんは、アイドルと電子音楽の相性の良さを証明した第一人者ですからね。

私も、基本ハロプロヲタですが、Perfumeはブレイク以前の「モノクロームエフェクト」(2004年)から買ってるし、2008年のGAMEツアーにも行ってます。capsuleも2005年からドハマリして、2011年の12枚目のアルバムまでは全部持ってます。

特に好きなのは2006年の「Starry sky」ですね。

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まるで音が光のシャワーになったような美しく降り注いでくる旋律。これを聴いた時は本当に天からの啓示と思って、実際にナマのヤスタカさんを見たくてしょうがなくて、ガラにもなく深夜のクラブにお出掛けしたものでした。フロアの盛り上がりの中、DJブースで両手を上げる中田さんは、まさに王、皇帝でした。

2011年に、私の中でのヤスタカさん熱は一区切りしました(それでもきゃりーさんの2013年「なんだこれくしょん」までは買ってますが)。そんななか、やたらPerfumeさんの新作アルバムが「EDM、EDM」と騒がれてるので、つい数日前に買ってみました、「COSMIC EXPLORER」

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で、このCOSMIC EXPLORER」が本当にとんでもなくて、ぜひタワレコさんで試聴してみていただきたいのですが、宇宙の意思に触れたような荘重なサウンド、光が放射されるような音の乱反射、美しすぎる3人のハーモニー、同じEDMでもこんなに表現される世界観が違うのかと驚きます。

で、思ったのです。Perfumeは天上の音楽、Stereo Tokyoは地上の音楽だと。中田ヤスタカさんの音楽は緻密で、完璧で、壮大で、スキが無い。まさに「完璧な計算」でつくられています。そしてその世界観を、かしゆか・のっち・あーちゃんの3人は、それはもう不断の努力で「Perfect star,Perfect style」に表現しています。

そのスタイルは神々しく、まばゆいのだけど、受け手としては、ただ享受するしか、鑑賞するしか道が残されてないんですよね。すごく寂しくなるんです。私はもっと土臭くて、スキがあって、余白があって、一緒に作り上げていくほうが好きなんですね。中田サウンドへの水江さんのカウンター、アンサーが、Stereo Tokyoのサビなしドロップという手法なんだと、私は解釈しています。要するに、もっと騒ごうぜ!ということです。

 「Electron」のドロップの音ってのは本当に騒がしくて、絶対中田ヤスタカさんからは出てこない音です。このドロップの騒がしさ、何かに似てるな~と思ったら、気付きました。インドネシアの金属系鳴り物を取り入れた民族音楽、ガムランです。

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うんうん、これこれ。天上の美しさとは無縁の、けたたましい地上の音楽です。って思ってたら、そのインドネシアで、Ren-ai Projectとかいうアイドルグループが「Electron」をカバーしていることを、ツイッター経由で知りました。

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このファンのノリノリ具合、絶対ガムランの血が騒いでるんだと思います。

 

というわけで、Perfumeは天上の音楽、それに対するカウンター、地上の音楽として誕生したのがStereo Tokyoというのが私の解釈です。んで私はワーグナーよりは民族音楽が好きで、ワルキューレよりはジャンヌダルクが好きで、銀河帝国よりは自由惑星同盟が好きだということ。そのことに改めて気付かせてくれたCOSMIC EXPLORER」に感謝です。

 

「Electron」と「Anthem」、地上を這う者の讃歌です。

 

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EDM-9 Stereo Tokyo炎上マラソンについて

早いもので、「三浦菜々子マラソン大会」から1ヶ月が経ちました。「解散商法」「売名」と叩かれまくった本企画について、「記念日を大事にしよう」という硬派な精神で振り返ってみます。

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ステレオ公式およびメンバーのツイッターから、心臓に悪い告知が来たのは3月22日のことでした。27日の発表まで、パーリーピーポーたちは心安からぬ数日を過ごしたわけですが、私は「解散は無いし、メンバーの卒業もない」と推測していました。3月13日にStereoを知ったばかりの私でしたが、既にOTOTOYやALL ABOUTのインタビュー記事で水江文人プロデューサーの今後のビジョンを見ていたので、「このタイミングで、グループの勢いを削ぐ下手は打たないだろう」と思っていました。期待7割、不安3割くらいで3月27日を迎えさせていただきました。

それにしても、メンバーへの「大切なお知らせ」発表時の水江Pのノリノリ感は、何度見ても笑えます。

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▲CD1万枚について▼

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現在、たくさんのアイドルグループが存在しますが、CD1万枚を売れるグループはそんなにありません。参考リンク、去年のアイドルグループの初動セールスです。

nenekurei.hatenablog.jp

1万枚売るというのは、ファンが相当の枚数を複数買いしないと成り立ちません。しかし、水江さんはファンの複数買いによって成り立っているアイドルシーンについてシニカルな意見OTOTOYALL ABOUTでしています。「1万枚売れれば解散」というのは業界への痛快な風刺です。というわけで、4月17日のマラソンにはじまり、5月29日のリリースパーティーに至るまでの期間というのは、長いこと世間にアピールするためのキャンペーンなわけで、戦略として、非常に素晴らしいと思います。

 

▲マラソンについて▼

「1万枚なんて絶対売れない!よし!」と思っていた私にとって、「解散してしまうかもしれない」と心配だったのはマラソンでした。「どうすんの」と思っていた中で、「基本的に三浦さんが走るけど、メンバーも助けられる」というのがハッキリしてきたのが4月4日に公開されたOTOTOYのインタビューです。いくらか安心した私は、我が国の高校で挙行されている持久走大会およびマラソン大会で、女子は何キロ走るのか、硬派に調べたりしていましたが、追って4月11日OTOTOYで、「CD買えばヲタも走れるよ」と発表された時には、「よし!解散は無し!」と安心したと同時に、当日の炎上具合が気になったことでした。

 

▲炎上について▼

マラソン当日は当方は仕事であったため、仕事の合間にtwitterで状況を確認していました。スタート早々に、三浦菜々子さんのファンが代走しはじめたと知った時は、炎上を恐れてヤキモキしました。しかし、水江さんが炎上をむしろ歓迎していて、かつ「炎上慣れ」していることが分かってからは、楽しくツイートを拝見していました。「コンビニで買ったミミガーを食べてます」と、「岸森ちはなが睡魔と戦っています」には笑いが止まりませんでした。

炎上確信犯ぶりがすごい。

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▲企画自体の「おもしろさ」について▼

これにはファン(ヲタ・パリピ)の間でも賛否があるようですが、重要なのは、このマラソンを通して世間にStereo Tokyoを知ってもらえたということで、長時間におよんで注目を集めることができるマラソン生放送&生ツイートというのは大成功だったと思います。

あと、水江プロデューサーは、ファンをとても信頼してますね。「どうやったら企画をより盛り上げられるか、楽しいものにできるか」というパリピの創意工夫精神を知っているから、ファン参加型の楽しい企画が成り立ちました。黒ひげ危機一髪ゲームとか、OTOTOYのパロディツイッター「オトツイ」とか。この、運営・ファン一体で盛り上げていくStereo Tokyoの雰囲気は、とても好きです。

 

▲ミュージックビデオ「RUN」について▼

マラソンの様子がMVになるというのは、本当に驚きました。しかもその日のうちに!「仕事早い!」と喝采でした。

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マラソン映像をそのままMVに使用するという発想自体は、事務所の元先輩BiSの「hitoribochi」をヒントにしているのでしょう。

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水江さんは学生時代にBiSにもちょっとだけ関わっているようなので、その時の経験が生かされているんでしょうね。

そして、BiSといえば、OTOTOYとBiSとは結成当初から深い関係みたいだし、そのパイプがあるから、今OTOTOYでStereo Tokyoの連続企画を載せていただいているのでしょう。インタビュアーとして登場した南波一海さんは「ototoyアイドル研究室」でBiSと共演しているし、ビルボード平賀編集長もOTOTOYで何度かBiSにインタビューをしています。しかもBiSのマラソンでは、両氏ともちょっとだけ一緒に走っています。そういったご縁で、この二人がインタビュアーになってるんでしょうね。

これだけ持ってるコネクションを総動員しているというのは、今年にかける意気込みの凄さのあらわれですね。

唯一残念だったのは、三浦さんゴール直後からMV発表まで、公式ツイートが完全に途絶えてしまったことです。ちょくちょく燃料を投下してほしかったですね。

 

▲三浦菜々子さんについて▼

マラソン前日、「今週全然走っていない」とヘラヘラ笑っていたという三浦さん。しかし、実は内に闘志を隠すタイプでした。インターバルがあったとはいえ、合計20キロを激走する炎のランナーぶり。高校生女子が持久走大会で走る距離はせいぜい5キロくらいであり、大分高校でも14.6キロ、かの洛北高校でも15.2キロどまりです(※硬派な調査の結果)。もう褒めちぎりたいですね。

かつ、今回のマラソン企画の発端は、グループ脱退を考えていた三浦さんと、それに伴う他の4人へのヤサグレタ対応にあったことが明らかにされています。4月11日のOTOTOYでは、「生々しいLINEのやりとり」も公表されました。LINE公表による他人の反応が怖くて、三浦さんはツイッターをしばらく使用できなかったそうです(OTOTOY5月2日分)。そりゃそうでしょう、精神的に追い詰められてもおかしくありません。

そんな限界状況の中で20キロ走った三浦さんは偉いと思うし(注:貧困な語彙)、あと、信じて支えた4人も偉いです。この件についての西園寺さんのブログでの「人は失敗する生き物(`ovo´)♢キラキラ」というお赦しの御言葉には震えました。マジリスペクトです。

マラソン後の青山EDITION での会見はとても感動的です。

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▲まとめ▼

自分は長いことハロヲタをやっているので、この炎上マラソン企画で頭に去来するのは、かつてモーニング娘。冬の時代に、果敢に「ロンドンハーツ」の「格付けしあう女たち」に出演していった道重さゆみさんの、ありがたいお言葉です。

「嫌われても、それがきっかけでモーニング娘。を知ってもらえればいい」

今さら言うまでもなく、「嫌い」というのは「気になっている」ことの裏返しだし、それは「好き」に変わる可能性を持っています。知ってもらっていなければ何も始まりません。はじめの印象が悪くても、「なんだ、調べてみたらかわいいじゃん」とか、「曲はいいじゃん」とか印象が変わることはあります。

 

これからも活動を続けていくなかでは、ひどい中傷・悪口もあると思いますが、マラソン直後に三浦さんがブログで書いたように、

>StereoTokyoのことを知らない人の言葉より

>StereoTokyoのことを知ってくれてる人の言葉を信じる

この気持ちでやっていってください。

 

全力で。しかしあまり無理はせずにね。

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